生物機能利用生産系データ/ 昆虫生産系ものづくり
データ | 生物機能利用生産系データ |
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研究グループ | 昆虫生産系ものづくり |
データ内容 | バイオリアクター(カイコ)生産系における、1)様々なターゲットタンパク質を 発現する組織でのトランスクリプトーム(遺伝子発現)データを中心に、2)組換え 導入遺伝子の塩基配列設計と、組換え効率や生産効率等のプロセス情報、生産物の機 能や構造情報、および、最終製品情報(規制関連、特許情報等)に関する生産物関連 データも想定。全体でもターゲットタンパク質の数で100種程度と予想。 1)トランスクリプトームデータは、遺伝子ネットワーク構築に利用する。遺伝子 ネットワークの改変によってターゲットタンパク質の生産量や機能の向上を図るた めの結果予測に用い、予測に従って改変した結果のフィードバックのサイクルを回す ことで、データ駆動型の生産系の高度化を図る。 2)生産物関連データについては、公募で採択される他生物生産系のデータ構成と の統一を図る。最終的には比較可能なデータベースにすることで、対象とするタンパ ク質ごとに、どの生産系で生産するのが有利か不利かを判断することができるデータ ベースを構築する。 |
データ格納場所 | RDFポータル |
データ形式 | RDF |
データ管理者 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開(予定)・非公開 | 1)トランスクリプトームデータはグループ内で活用後速やかに、2)生産物関連データについてはコンソーシアム内で製品化ターゲットから外れたタンパク質から、3年後を目処の公開していく。 |
利用条件 | 上記の1)トランスクリプトームデータは、一定期間後に公開可能と考えられるが、2)生産物関連データについては、ターゲットタンパクごとに細分化された個々のチーム内でのみデータが共有され、データ生産者がデータのコントロールできる状況が好ましい。知財出願の後にグループ内全体で共有を可とし、さらに知財権利化の後に公開可能とする。ただし、公開された時に産出されたデータが互いにもしくは既存のデータベースと参照できるように、データ産出時にデータ生産者と相談しながらメタデータのコントロールを行い RDF 化を行う。これによって産生されたデータが公開された時点で相互連携が可能にする。RDF 化のプロセスについては DBCLS との連係を想定している。 トランスクリプトームデータ以外は、各社とも秘密情報になるので、戦略もないまま公開することは難しいため、特段の配慮の上、タンパクごとに細分化された個々のチーム内でのみ共有され、知財出願の後にグループ内共有を可とし、さらに知財権利化の後に公開可能とする。 |